ボールころがしゲーム
スマホのセンサーを使ったゲームを作りましょう
スマホらしく方位センサーを使ったゲームを作ります。スマホを傾けて紫色のボールをころがしてゴールにボールを入れて得点します。途中にあるブラックホールに落とさないようにうまくコントロールする必要があります。
[プロジェクト]メニューから[新規プロジェクトを始める]を選択し、"RollingBall“と名前を付けます。Screen1のタイトルを"ボールころがしゲーム"にします。
ページの最後にあるダウンロードセクションから使用する画像と音源をクリックしてダウンロードしてください。 このチュートリアルでは段階的にアプリの組み上げ、テストを繰り返してアプリを作っていきます。ここで行うように段階的に作っていく方がバグの少ないアプリを作れます。
ボール部分
まずは紫色のボールを動かす部分からです。
コンポーネントを追加
ドローイングとアニメーションパレットから、 キャンバスコンポーネントをビューアーにドラッグアンドドロップして名前を"フィールドキャンバス“にし、横幅は"親要素に合わせる"、高さは"70%"にします。次に同じドローイングとアニメーションパレットから、 画像スプライトコンポーネントをフィールドキャンバスにドラッグアンドドロップして名前を"ボール“にし、先ほどパソコンにダウンロードした3DPurpleBall.pngをアップロードして画像に設定します。他のプロパティは下のように設定してください。
- 有効:チェック
- インターバル:10
- 進行方向:0、この値はプログラム内で変更します
- スピード:0.0、この値はプログラム内で変更します
- 目に見える:チェック
さらにセンサーパレットから、 方位センサーをビューアーにドラッグアンドドロップします。
ブロック編集機能を使用したプログラミング
アプリの動作をプログラミングするには、 ブロック編集機能にアクセスする必要があります。 画面右上のブロック編集ボタンをクリックしてブロック編集機能に行きます。
方位センサーでボールを動かす
ブロック編集機能の左側にある方位センサー1パネルをクリックして開き、"いつも方位センサー1.方位が変化したら"ブロックをドラッグアンドドロップし、ボール.進行方向とボール.スピードに方位センサー1.角度と方位センサー1.マグニチュードを下図のようにはめ込みます。方位センサーの角度は-180~180の範囲の数値で、スマホ画面を水平から真右に傾けると0、左に傾けると-180、スマホの上側に傾けると90、手前に傾けると-90になります。方位センサーのマグニチュードは0~1の範囲の数値で、スマホ画面が水平なら0、垂直なら1になります。
ここまででテストしてみましょう。Companionアプリをつないで実際にスマホを傾けてボールが動くことを確認してください。うまく動きますか?