AI App Journey: 生徒に安心なAI環境で、プロの開発思考を育てる

「言語を覚えてから作る」を卒業する、新しいプログラミング探究アプローチ

AIと一緒に、アプリづくりをもっと身近に

AI App Journey は、AIを使ってApp Inventor用アプリやWeb版アプリを作成・変更できるアプリ制作サービスです。作りたいアプリの内容を文章で伝えると、AIがApp Inventorのaiaファイルを作成します。プログラミング経験が少ない方でも、アイデアを形にしながらアプリ制作を学べます。

我々が目指しているのは、従来の「プログラミング言語を学んでからアプリを作る」方法ではなく、

AIと相談しながら、まずアプリを作る
→ 作りながらプログラミングを理解する
→ より高度な言語を使った開発へ進む

という新しい学習方法です。

AI App Journey はそのためのツールです。

AIの性能向上からこうした学習方法に基づいた教材を作り始めましたが、1) OpenAIやAnthropicなど1社のAIで満足のいく性能は出ないこと、2) 学校や塾の多くの生徒にぞれぞれ有料AIアカウントを用意するのは現実的でないこと、などの理由からより柔軟にAIを利用できるAI App Journeyを開発しました。

AI App JourneyはAPI経由でOpenAI、Anthropic、Google GeminiのAIを利用しています。API経由なのでモデルのトレーニングに入力したデータを利用されることはありません。頻繁に新しいモデルが発表されるので、どれを使えば良いかわかりにくいと思いますが、我々が適切なモデルを利用するように調節しています。現在利用しているのはClaude Opus 5.5, Sonnet 5.5, GPT-6 Lunaです。

AI App Journey自体もAIで開発しており、開発チームはコードを一切読んでいません。ただ、ソフトウェア開発の知識と経験をいたるところで生かしています。たとえばAIの作ったアプリを実行した時にエラーが出るとそのままAIに戻して修正させますが、時に袋小路に入り込むので、適切な指示を与えるために知識と経験が必須です。現在のプロのソフトウェア開発はこのような状況になっており、プログラミングの学び方も変革の時を迎えています。

AIがコードを書く時代だからこそ、手で書く文法暗記ではなく「AIの出力を検証し、構造でコントロールする思考力」が人間の価値になります。

これが教える立場の皆さんにAI App Journeyをお勧めする理由です。


AI App Journeyでできること

AIで新しいアプリを作る

作りたいアプリの内容を文章で入力すると、AIがApp Inventor用のaiaを作成します。

たとえば、

勉強した問題数を数えるカウンターアプリを作ってください。
「1問できた」ボタンを押すと数字が1増えるようにしてください。
「リセット」ボタンを押すと0に戻るようにしてください。

といった形で、作りたい内容を伝えます。


作ったアプリをAIで変更する

一度作ったアプリも、AIへの指示で変更できます。

たとえば、

ボタンの文字を変えてください。

背景のデザインを変更してください。

新しい機能を追加してください。

といった変更を、文章で指示できます。

変更前のVersionはそのまま残るため、過去の状態も確認できます。


Versionごとにaiaを管理: App Inventorに無いVersion管理機能

AI App Journeyでは、アプリを変更するたびにVersionとして保存されます。

たとえば、

  • v1
  • v2
  • v3

のように履歴が残ります。

各VersionのAIAを個別にダウンロードすることもできます。


Version間の変更内容を確認: 【独自機能】AIがどこを書き換えたか一目瞭然(視覚的な差分確認)

前のVersionから何が変わったのかを確認できます。

アプリを修正しながら、

「どこが変わったのか」

を追いやすいのもAI App Journeyの特徴です。


App Inventorと連携

AI App Journeyで作成したaiaは、App Inventorで利用できます。

「App Inventorで開く」

から直接App Inventorへ移動できます。

App Inventor側で変更したaiaを、AI App Journeyへ取り込むこともできます。


Web版アプリを作成

作成したaiaを、JavaScriptで書かれたWeb版アプリに変換することもできます。この機能により、初心者でも始めやすいブロックプログラミングから高級プログラミング言語への道を開きます。

Web版には履歴が残るため、Versionの変化も確認できます。


AIに質問

作成したアプリについて、AIに質問できます。

たとえば、

このアプリはどのように動いていますか?

このボタンは何をしていますか?

もっと使いやすくするにはどうすればいいですか?

といった質問ができます。

アプリを変更する機能とは別なので、質問しただけでaiaが書き換わることはありません。


教育での利用

AI App Journeyは、学校・塾・プログラミング教室などでの利用を想定しています。

教師はクラスや生徒アカウントを管理できます。

主な機能には、

  • クラス管理
  • 生徒アカウントの作成
  • 生徒のログイン状況確認
  • ビルド利用状況の確認
  • ログイン履歴の確認
  • 学習履歴のCSV出力

などがあります。

生徒は、教師から発行されたログインIDを使ってAI App Journeyを利用できます。


教師と生徒で使う

教師は、生徒を1人ずつ、または複数人まとめて登録できます。

生徒はメールアドレスではなく、発行されたログインIDでログインします。

教師は、生徒のアプリ制作や利用状況を確認しながら、授業や学習活動に活用できます。


個人でも利用可能

AI App Journeyは、教育機関だけでなく、個人でアプリ制作を試したい方にも利用できます。先生や生徒だけでなく、個人のリスキリング・家庭学習にも対応します。

自分のアイデアを文章で伝えながら、

作る → 試す → 変更する

という流れを体験できます。

App Inventorを初めて使う方にも、すでに使ったことがある方にも利用していただけます。


日本語・英語に対応

AI App Journeyは、日本語と英語に対応しています。

利用者の設定やブラウザ環境に応じて表示言語を切り替えられます。


AI App Journeyが目指していること

AI App Journeyが目指しているのは、AIにすべてを任せることではありません。

AIを使いながら、

  • 自分でアイデアを考える
  • アプリとして形にする
  • 実際に動かしてみる
  • 問題を見つける
  • 修正する
  • 仕組みを理解する

という制作のプロセスを体験できる環境を目指しています。

特に教育の場では、

AIと相談しながら、まずアプリを作る
→ 作りながらプログラミングを理解する
→ より高度な言語を使った開発へ進む

という新しい学習方法を確立することがゴールです。


現在β版です

AI App Journeyは現在、β版として開発・テストを行っています。

β版では、今後の正式公開に向けて、

  • 操作の分かりやすさ
  • AIによるアプリ生成
  • App Inventorとの連携
  • 教師・生徒向け機能
  • Web版の作成
  • 不具合や改善点

などを確認しています。


βテスター募集中

現在、AI App Journeyを実際に試していただけるβテスターを募集しています。

募集対象は、

  • 教師・教育関係者
  • 個人ユーザー

です。

教師として参加する方には、テスト用の生徒を1人作成し、教師側と生徒側の両方を体験していただきます。

個人ユーザーとして参加する方には、AIを使ったアプリ作成・変更などを体験していただきます。



AI App Journey

AIと一緒に、アイデアをアプリへ。

作って、試して、変更する。

そのプロセスそのものを学びと体験に変えていくことを、AI App Journeyは目指しています。